17世紀頃から、ヨーロッパでは、不眠症や腰痛、リウマチの治療にカモマイルを使ってきました。
今も昔も、みんなに愛されているお茶の一つです。
【適用】
●ハーブティとして
カモミールは、リラックスしたいとき、ストレスでおなかが痛いときに適用を発揮します。
眠れないとき、おなかが痛いとき、風邪を引いたときにゆっくりとカモミールティを飲んでください。
温めたミルクに混ぜても、おいしいものです。
ババロアにしてもおいしい。
赤ちゃんにも安心して使えます。
●ハーブバスとして
20gほどを布袋に包んで、浴槽に入れれば、優しい入浴剤になります。
沸騰したお湯に入れて、煮出した液を浴槽に入れてもよいでしょう。
【安全性】
過剰に取らなければ、安全なハーブです。
妊婦の方も、過剰に取らなければ安心して飲めます。
(ローマンカモミールは妊婦の方の利用を控えた方がよいとされています。これは、ジャーマンカモミールです)
【控えた方が良い方】
キク科植物のアレルギーのある方や、アレルギーに敏感な方は、自分の体調を観察しながらの飲用をおすすめします。
医療機関を受診している方で薬を飲まれてる方は、医師へご相談ください。
【ご注意ください】
1ヶ月飲み続けたら、他のハーブティに1ヶ月変えましょう。
同じものを飲み続けると、体が慣れてしまいます。
保存の際は直射日光、高温多湿な場所を避けて保存してください。
【学 名】Matricaria recutita
【和 名】カミツレ
【分 類】キク科
【私の感想】
お湯を注いだときに、さわやかな甘い香りがします。
リンゴのような、とよく言われますが、まさしく青リンゴの香り。
味は、さわやかな甘味で、とてもおいしくいただけます。
私は、レモングラスとブレンドするのが好きです。
苗から育てて、花が咲いたときの喜びは、ひとしおです。
【印象(5段階評価)】
香り:☆☆☆☆☆
甘味:☆☆☆☆
苦味:0
酸味:0
飲みやすさ:☆☆☆☆☆
【ハーブティ以外の利用法】
・ハーブティを化粧水として
コットンに含ませて、肌にパッティングします。
肌を柔らかく、整える作用があります。
肌が敏感な方は、腕の内側等でお試し下さい。
・ハーブバスとして
カモミールを鍋で煮出し、それを入浴剤として使います。
肌を柔らかく、整える作用があります。
・オイルに浸けて
肌の調子を整えるときに使います。